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プログラム
私がプログラムというものに初めてであったのは、MSXパソコンと言われるものについてきたMSX Basicというものが初めてでした。

まさにパソコンを始めたきっかけと同時に出会ったのでした。
今から20年以上前の事ですが、当時アーケードゲームなどTVゲームが氾濫しており、パソコンなどでもゲームが行われるようになってきた時です。

覚えてらっしゃる方も居るかとは思いますが、MSXパソコンは本体とキーボードが一体化されており、モニタの変わりにテレビに接続する。そしてスーパーファミコンのごとくROMカセットを突っ込むスロットを装備していました。
まさにゲーム機の走りのようなものだったんですよね。キーボードにはカーソルキーの真ん中にレバーがついているものも売ってたような気がします。

PC98などのパソコンも少しずつ浸透してきた時代ではありますが、まだまだ高価でおいそれと買えるような時代ではありませんでしたが、パソコンと名がつきゃ同じような事ができるのだろうと、安直な考えでMSXパソコンを買ったのです。

当時PCなどのパソコンが数十万円で販売されていた時代に、家電量販店の安売で、3万円弱ほどで購入したように覚えています。

しばらくはおまけでもらったゲームソフトで遊んでいたりしたのですが、本屋さんでBasicという雑誌を見つけ、中をパラパラと見たところ、Basicでゲームの作り方や、読者からのプログラムの投稿などが載っており、遊ぶだけじゃなくてゲームって作れるんだと驚いていました。

早速本を購入し、投稿プログラムをせっせと書き写し、動いた、うまく動かないなどと一喜一憂しながらも遊んでいました。
MSXパソコンにはハードディスクなんて着いてませんでしたし、フロッピーディスクなんかもありませんでした。
当時の記録メディアは、カセットテープに録音(?)するというもので、音を聞くとピーッ!ガーッ!とうなりを上げているのですが、プログラムを読み書きするのにもそこそこ時間が掛かったりするんですよね。

おまけに、何度も読み書きしているとテープが伸びてしまい、うまくデータが読込めなくなったりするんですよね。
データが飛んでしまった時は悲惨ですよね。まっそれは今でも同じ事が言えますけど。

本に掲載されているプログラムを必至で書き写すことから、自分でもアレンジして何か作りたいと思うようになり、何本かゲームも作りましたが、自分なりに力作と思えるものはカセットテープで読み出すだけでも10分程掛かるようなものでした。

カセットテープ10分ってどれくらいの容量なのかは、覚えていないのですが、MSXパソコンに搭載されているメモリーが1MBで、ユーザー領域は640KBだったように覚えています。
その中で展開していたのですから、今から比べると恐ろしくゴミのようなデータだったんでしょうね。

それでもプログラムは数千行にわたり、モニタだけでは確認ができなくなり、しかたなくプロッタを購入したのです。
今のようにインクジェットプリンタなんかありませんでしたし、レーザープリンタなんかもってのほかでした。

ワープロのようにリボンタイプのものか感熱式のものはあったと思いますが、とても高価で買えるような代物ではありませんでした。
ロール紙にボールペンでプロットするタイプのものが比較的安価ではありましたが、それでも4万円ほどはたいて泣く泣く購入したのです。

まさにホビーとしか言えぬものでしたが、どうしたら実行速度が速くなるのかとか、グラフィックと音源をどのように組み合わせればゲームらしくなるのかなど色々と勉強ができ、その時に覚えたBasicがこれだけ環境が変化した時代にあっても色あせずに役立っています。

仕事をはじめ、触る時間も無くなってきてからは、すこしプログラミングとも距離が開いてしまいましたが、DTPと出会ってからはあの時の経験がとても役に立つ事となり、僅かではありますが皆様のお役に立てるアプリも作れるようになりました。

今はパソコンを持っている、使っている人が相当いらっしゃるとは思いますが、インターネットをしたりワープロを使ったりと、道具として利用されている方がほとんどだと思われます。

私が昔にBasicに出会った時のように、当サイトで少しでも自分でも何か創造できるんじゃないかと思う人が出てきてくれればうれしいなと思う今日この頃です。
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